Power BI を使用すると、Microsoft Dynamics NAV データから洞察を得ることができます。 Power BI は、売上と財務の両方のデータを取得し、そのデータに基づいてダッシュボードとレポートを含むアプリを作成します。 Power BI を使うには、データの取得元のテーブル (この例では、売上と財務のデータ) に対するアクセス許可が必要です。 要件の詳細については、このあと説明します。 アプリをインストールすると、Power BI サービス (https://powerbi.com) と Power BI モバイル アプリでダッシュボードとレポートを表示できます。

Power BI 用 Microsoft Dynamics NAV に接続するか、Power BI と Dynamics NAV との統合について詳細をお読みください。

接続する方法

  1. 左側のナビゲーション ウィンドウの [アプリ] を選択し、右上隅にある [アプリの取得] を選択します。

    [アプリの取得] アイコン

  2. AppSource で [アプリ] タブを選択し、必要なサービスを検索します。

    AppSource の [アプリ] タブ

  3. [Microsoft Dynamics NAV] を選択し、[取得] を選択します。

  4. メッセージが表示されたら、Microsoft Dynamics NAV の OData URL を入力します。 URL は、次のパターンに一致する必要があります。

    https//instance.navserver.com:7048/DynamicsNAV90_Instance1/OData/Company('CRONUS%20International%20Ltd.')

    • "instance.navserver.com" は実際の NAV Server 名にします
    • "DynamicsNAV90_Instance1" は実際の NAV Server Instance 名にします
    • “Company('CRONUS%20International%20Ltd.')” は実際の NAV Company 名にします

    この URL を取得する簡単な方法は、Dynamics NAV で Web サービスに移動し、powerbifinance Web サービスを検索し、OData URL をコピーすることです。ただし、URL 文字列から "/powerbifinance" を除きます。

  5. [基本] を選択し、Microsoft Dynamics NAV の資格情報を入力します。

    使用する Microsoft Dynamics NAV アカウントには、管理者の資格情報 (または、少なくとも売上と財務のデータに対するアクセス許可) が必要です。 現在、基本 (ユーザー名とパスワード) 認証のみがサポートされています。

  6. Power BI は、Microsoft Dynamics NAV データを取得して、すぐに使用できるダッシュボードとレポートを作成します。

ダッシュ ボードとレポートを表示する

インポートが完了すると、新しいアプリが [アプリ] ページに表示されます。

  1. 左側のナビゲーション ウィンドウで [アプリ] を選択し、該当アプリを選択します。

    左側のナビゲーション ウィンドウの [アプリ]

  2. Q&A ボックスに質問を入力したり、タイルをクリックして基になっているレポートを開いたりできます。

実行できる操作

  • ダッシュボード上部にある Q&A ボックスで質問してみてください。
  • タイルを選択して基になるレポートを開くことができます。
  • レポートのデータを絞り込んだり、強調表示したりできますが、変更は保存できません。
  • データセットは毎日更新されるようにスケジュール設定されています。 この更新スケジュールは変更できます。また、[今すぐ更新] で必要なときに更新できます。

含まれるもの

ダッシュ ボードとレポートには、次のテーブルからのデータが含まれます (大文字と小文字を区別します)。

  • ItemSalesAndProfit
  • ItemSalesByCustomer
  • powerbifinance
  • SalesDashboard
  • SalesOpportunities
  • SalesOrdersBySalesPerson
  • TopCustomerOverview

システム要件

Microsoft Dynamics NAV データを Power BI にインポートするには、(上記の) 売上データと財務データの取得元であるテーブルへのアクセス許可が必要です。 これらのテーブルにはデータが存在する必要があります。現在、テーブルが空だとインポート操作が失敗します。

トラブルシューティング

Power BI では、Microsoft Dynamics NAV の Web サービスを使用してデータを取得します。 Microsoft Dynamics NAV インスタンスに大量のデータがある場合、Web サービスの使用量への影響を最小にするために、必要に応じて更新頻度を変更することをご提案します。 もう 1 つの提案は、すべての管理者が独自のアプリを作成するのではなく、1 人の管理者がアプリを作成してそれを共有することです。

"パラメーターの検証でエラーが発生しました。すべてのパラメーターが有効であることを確認してください。"
Microsoft Dynamics NAV URL を入力した後にこのエラーが表示された場合は、 次の要件を満たしていることを確認します。

  • URL は次のパターンに正確に従います。

    https//instance.navserver.com:7048/DynamicsNAV90_Instance1/OData/Company('CRONUS%20International%20Ltd.')

    • "instance.navserver.com" は実際の NAV Server 名にします
    • "DynamicsNAV90_Instance1" は実際の NAV Server Instance 名にします
    • “Company('CRONUS%20International%20Ltd.')” は実際の NAV Company 名にします
  • すべての文字が小文字であることを確認してください。

  • URL が 'https' であることを確認してください。

  • URL の末尾にスラッシュ (/) がないことを確認してください。

"Login failed" (ログインに失敗しました)
Microsoft Dynamics NAV の資格情報を使用してログインした後、"login failed" (ログインに失敗しました) というエラーが発生する場合は、次のいずれかの問題が発生している可能性があります。

  • 使用しているアカウントに、アカウントから Microsoft Dynamics NAV データを取得するアクセス許可がありません。 管理者アカウントであることを確認してからやり直してください。

  • 接続しようとしている Dynamics NAV インスタンスに、有効な SSL 証明書がありません。 この場合は、さらに詳細なエラー メッセージが表示されます (「SSL の信頼関係を確立できません」)。 自己署名証明書はサポートされていないことに注意してください。

"申し訳ございません"
認証ダイアログ ボックスを通過した後で "申し訳ございません" というエラー ダイアログが表示される場合は、データの読み込み中に Power BI に問題が発生しています。

  • URL が上記のパターンに従っていることを確認します。 よくある間違いは:

    https//instance.navserver.com:7048/DynamicsNAV90\_Instance1/OData

    ただし、NAV 会社名を含む 'Company('CRONUS%20International%20Ltd.')' セクションを含める必要があります。

    https//instance.navserver.com:7048/DynamicsNAV90\_Instance1/OData/Company('CRONUS%20International%20Ltd.')

次の手順