レポートのテーマでは、企業の色、季節の色、またはレポートへの適用が必要になる可能性がある他の色のテーマなど、色のテーマをレポート全体に適用することができます。 レポートのテーマを適用すると、レポートのすべてのビジュアルで、選択したテーマの色が使用されます (例外がいくつか適用されます。それについては、この記事の後半で説明します)。

レポートのテーマを適用するには、基本的な構造を使用する JSON ファイルが必要になります。これを Power BI Desktop にインポートして、レポートに適用することができます。 JSON ファイルの構造と、インポートのプロセス (ボタンを数回クリックするだけ) はとても簡単です。

プレビューでレポートのテーマを有効にする

新しいレポートのテーマ機能は、Power BI Desktop2017 年 3 月のリリースからお試しいただけます。 このプレビュー機能を有効にするには、[ファイル]、[オプションと設定]、[オプション]、[プレビュー機能] の順に選択し、[カスタム レポートのテーマ] の横にあるチェック ボックスをオンにします。 選択を行った後、Power BI Desktop を再起動する必要があります。

レポートのテーマのしくみ

Power BI Desktop レポートにレポートのテーマを適用するには、[ホーム] リボンから [テーマの切り替え] ボタンを選択し、ドロップダウン リストから [テーマのインポート] を選択します。

表示されたウィンドウで、JSON テーマ ファイルがある場所に移動できます。 Power BI Desktop は、Power BI レポート テーマ ファイルである .JSON ファイルを探します。 次の図には、使用可能ないくつかの休暇テーマ ファイルが示されています。 ここでは、3 月の休暇テーマを選択します。

テーマ ファイルが正常に読み込まれると、次のように表示されます。

これでテーマ ファイルがインポートされました。次は、単純でわかりやすい JSON ファイルの構造を見てみましょう。

レポート テーマの JSON ファイルの構造

前のセクションで選択した JSON ファイル (St Patricks Day.json ファイル) をエディターで開くと、次のようになります。

この JSON ファイルには次のような必須行があります。

  • name - これはテーマ名で、唯一の必須フィールドです。
  • dataColors - Power BI Desktop ビジュアルのデータで使用する色の 16 進コードのリストです。 このリストには、必要な数の色を含めることができます。
  • backgroundforegroundtableAccent - これらの値は、テーブルおよびマトリックス ビジュアルで使用する必要がある色です。 これらの色の使用方法は、適用される特定のテーブルまたはマトリックスのスタイルによって異なります。 テーブル ビジュアルおよびマトリックス ビジュアルには、既定ではこれらのスタイルが適用されます。

スタイルをテーブルまたはマトリックス ビジュアルに適用するには、ビジュアルを選択し、[視覚化] ウィンドウで [書式] セクションを選択してから [マトリックスのスタイル] を展開し、[スタイル] ドロップダウン リストからスタイルを選択します。

以下の St Patricks Day.json ファイルのテキストをカット アンド ペーストすれば、簡単に自分の JSON ファイルを作成できます。

{
    "name": "St Patricks Day",
    "dataColors": ["#568410", "#3A6108", "#70A322", "#915203", "#D79A12", "#bb7711", "#114400", "#aacc66"],
    "background":"#FFFFFF",
    "foreground": "#3A6108",
    "tableAccent": "#568410"
}

そこから、選択した色に対応する独自の色の 16 進コードを入力できます。

レポートでのレポート テーマの色の維持

Power BI サービスにレポートを発行する際に、レポート テーマの色は維持されます。

また、[書式] パネルの [データの色] セクションにはレポートのテーマが反映されます。 たとえば、St. Patrick's Day テーマから多数の緑色と茶色を適用した後で、ビジュアルを選択し、[書式]、[データの色] の順に移動した場合は、次のようになります。

すべて緑色になっているのは、 これらの色が、インポートして適用したレポートのテーマの一部であるためです。

レポートでレポート テーマの色が維持されない場合

ビジュアルの特定のデータ ポイントにユーザー設定の色 (または独自の色) を適用した場合、レポート テーマを適用しても、カスタマイズされたデータ ポイントの色は上書き されません

さらに、色パレットのテーマの色セクションを使用してデータ ポイントの色を手動で設定した場合、新しいレポート テーマを適用しても、その色は更新 されません 。 既定の色に戻す (新しいレポート テーマの適用時に更新する) 場合は、[テーマの色] パレットで [既定値に戻す] を選択できます。

また、多くの カスタム ビジュアル でレポートのテーマは適用されません。

今すぐ使用できるレポートのテーマ ファイル

レポートのテーマの使用を開始しますか? それは素晴らしいことです。 ここでは、既存のレポート テーマの JSON ファイルをいくつか紹介します。これらのファイルをダウンロードして、Power BI Desktop のレポートにインポートすることができます。この記事で使用したレポートに適用したレポート テーマの図も含まれます。

  • 最後に、確実に目を引くかわいい Valentine's Day テーマを示します。

この場合、ダウンロードするのではなく、以下の Valentine's Day の JSON ファイルのコードを使用します。

{
    "name": "Valentine's Day",
    "dataColors": ["#990011", "#cc1144", "#ee7799", "#eebbcc", "#cc4477", "#cc5555", "#882222", "#A30E33"],
    "background":"#FFFFFF",
    "foreground": "#ee7799",
    "tableAccent": "#990011"
}

テーマのレポートを使用すれば、Power BI Desktop レポートで個人、組織、さらには現在の季節や休暇の色鮮やかなレポートを作成することができます。 操作は簡単です。是非ご利用ください。