オンプレミス データ ゲートウェイをインストールしたら、ゲートウェイで使用できるデータ ソースを追加する必要があります。 この記事では、ゲートウェイとデータ ソースの操作方法について説明します。 スケジュールされた更新または DirectQuery のどちらに対しても Oracle データ ソースを使用できます。

ゲートウェイをダウンロードしてインストールする

ゲートウェイは Power BI サービスからダウンロードできます。 [ダウンロード] > [Data Gateway] の順に選択するか、ゲートウェイのダウンロード ページに移動します。

警告:

ゲートウェイを Oracle サーバーに接続するには、Oracle Data Provider for .NET (ODP.NET) をインストールして構成する必要があります。 このコンポーネントは、Oracle Data Access Components (ODAC) の一部です。 Oracle プロバイダーのダウンロード方法の詳細については、「Oracle クライアントのインストール」をご覧ください。

Oracle クライアントのインストール

Power BI Desktop の 32 ビット バージョンの場合、次のリンクをクリックして 32 ビット Oracle クライアントをダウンロードし、インストールします。

Power BI Desktop の 64 ビット バージョンまたはオンプレミス データ ゲートウェイの場合は、次のリンクをクリックして 64 ビットの Oracle クライアントをダウンロードしてインストールしてください。

インストールした後は、データベースの適切な情報で tnsnames.ora ファイルを構成する必要があります。 Power BI Desktop とゲートウェイは、tnsnames.ora ファイルで定義されている net_service_name を使用します。 構成されていない場合は接続できません。 tnsnames.ora の既定のパスは [Oracle Home Directory]\Network\Admin\tnsnames.ora です。 tnsnames.ora ファイルの構成方法の詳細は、「Oracle: Local Naming Parameters (tnsnames.ora) (Oracle: ローカル名パラメーター (tnsnames.ora))」をご覧ください。

tnsnames.ora ファイルのエントリの例

tnsname.ora のエントリの基本的な形式は次のとおりです。

net_service_name=
 (DESCRIPTION=
   (ADDRESS=(protocol_address_information))
   (CONNECT_DATA=
     (SERVICE_NAME=service_name)))

サーバーとポートの情報の設定例を次に示します。

CONTOSO =
  (DESCRIPTION =
    (ADDRESS = (PROTOCOL = TCP)(HOST = oracleserver.contoso.com)(PORT = 1521))
    (CONNECT_DATA =
      (SERVER = DEDICATED)
      (SERVICE_NAME = CONTOSO)
    )
  )

ゲートウェイの追加

ゲートウェイを追加する場合は、使用している環境のサーバー上にゲートウェイをダウンロードしてインストールするだけです。 インストール済みのゲートウェイは、 [ゲートウェイの管理]の下のゲートウェイ一覧に表示されます。

メモ:

[ゲートウェイの管理] は、少なくとも 1 つのゲートウェイの管理者になるまで表示されません。 つまり、ゲートウェイの管理者に追加されるか、または自身でゲートウェイをインストールして構成した場合に表示されます。

ゲートウェイの削除

ゲートウェイを削除すると、そのゲートウェイの下にあるデータ ソースもすべて削除されます。 それらのデータ ソースに依存するダッシュボードやレポートも中断されます。

  1. 画面右上の歯車アイコン をクリックし、[ゲートウェイの管理] を選択します。

  2. [ゲートウェイ] > [削除] をクリックします。

データ ソースの追加

データ ソースを追加するには、ゲートウェイを選択して [データ ソースの追加] をクリックするか、または [ゲートウェイ] > [データ ソースの追加] をクリックします。

次に、一覧から [データ ソースの種類] を選択します。

次に、 [サーバー][データベース]など、データ ソースの情報を入力する必要があります。

また、 [認証方法]も選択する必要があります。 [Windows] または [基本]を選択できます。 Windows 認証ではなく Oracle 内で作成されたアカウントを使用する場合は、[基本] を選択してください。 次に、このデータ ソースで使用される資格情報を入力します。

メモ:

データ ソースへのすべてのクエリは、これらの資格情報を使用して実行されます。 詳細については、資格情報の保存方法を説明している主なオンプレミス データ ゲートウェイ記事を参照してください。

すべての情報を入力したら、 [追加] をクリックできます。 このデータ ソースは、オンプレミスの Oracle サーバーに対するスケジュールされた更新または DirectQuery に使用できるようになりました。 接続に成功すると、「 接続成功 」というメッセージが表示されます。

詳細設定

データ ソースのプライバシー レベルを構成できます。 データを加工できる方法を制御します。 これは、スケジュールされた更新にのみ使用します。 DirectQuery には適用されません。 詳細情報

データ ソースの削除

データ ソースを削除すると、そのデータ ソースに依存するすべてのダッシュボードやレポートが中断されます。

データ ソースを削除するには、[データ ソース] > [削除] をクリックします。

管理者の管理

ゲートウェイの [管理者] タブで、ゲートウェイを管理できるユーザー (またはセキュリティ グループ) を追加および削除できます。

ユーザーの管理

データ ソースの [ユーザー] タブで、このデータ ソースを使用できるユーザーまたはセキュリティ グループを追加および削除できます。

メモ:

ユーザー一覧は、だれがレポートを公開できるかを制御します。 レポート所有者は、ダッシュボードやコンテンツ パックを作成し、それらを他のユーザーと共有できます。 レポートまたはダッシュボードを使用するユーザーをユーザー一覧に含める必要はありません。

データ ソースの使用

作成したデータ ソースは、DirectQuery 接続かスケジュールされた更新のいずれかによって使用されます。

警告:

Power BI Desktop とオンプレミス データ ゲートウェイ内のデータ ソースとの間で、サーバーとデータベース名が一致している必要があります。

データセットとゲートウェイ内のデータ ソース間のリンクは、サーバー名とデータベース名に基づいています。 このため、これらは一致している必要があります。 たとえば、Power BI Desktop 内でサーバー名の IP アドレスを指定する場合は、ゲートウェイ構成内のデータ ソースでもその IP アドレスを使用する必要があります。 また、この名前は、tnsnames.ora ファイルで定義されている別名と一致している必要があります。 tnsnames.ora ファイルの詳細は、「Oracle クライアントのインストール」をご覧ください。

これは、DirectQuery とスケジュールされた更新のどちらにも該当します。

DirectQuery 接続でデータ ソースを使用する

Power BI Desktop とゲートウェイ用に構成されているデータ ソースとの間では、サーバーとデータベース名が一致している必要があります。 また、DirectQuery のデータセットを公開するには、自分のアカウントがデータ ソースの [ユーザー] タブの一覧に表示されている必要があります。 DirectQuery の選択は、最初にデータをインポートする Power BI Desktop 内で発生します。 詳細情報

公開した後は、Power BI Desktop か [データの取得] のいずれかから、レポート機能が利用可能になります。 ゲートウェイ内にデータ ソースを作成してから、接続が使用できるようになるまでには、数分ほどかかることがあります。

スケジュールされた更新でデータ ソースを使用する

ゲートウェイ内に構成されているデータ ソースの [ユーザー] タブの一覧に自分のアカウントが表示されていて、さらにサーバーとデータベース名が一致している場合は、スケジュールされた更新で使用するオプションとして、ゲートウェイが表示されます。

トラブルシューティング

名前付けの構文が正しくない、または適切に構成されていない場合、Oracle でエラーが発生する可能性があります。

  • ORA-12154: TNS: could not resolve the connect identifier specified (指定された接続識別子を解決できませんでした)
  • ORA-12514: TNS listener does not currently know of service requested in connect descriptor (リスナーは接続記述子で要求されたサービスを現在認識していません)
  • ORA-12541: TNS: no listener (リスナーがありません)
  • ORA-12170: TNS:Connect timeout occurred (接続のタイムアウトが発生しました)
  • ORA-12504: TNS listener was not given the SERVICE_NAME in CONNECT_DATA (リスナーは CONNECT_DATA で SERVICE_NAME を指定されませんでした)

Oracle クライアントがインストールされていない場合、または適切に構成されていない場合、これらのエラーが発生する可能性があります。 インストールされている場合は、tnsnames.ora ファイルが正しく構成されていること、および適切な net_service_name を使用していることを確認してください。 また、Power BI Desktop を使用しているコンピューターとゲートウェイを実行しているコンピューターで、net_service_name が一致していることも確認する必要があります。 詳細については、「Oracle クライアントのインストール」をご覧ください。

メモ:

Oracle サーバーのバージョンと Oracle クライアントのバージョンの互換性のために問題が発生する可能性もあります。 通常は、両者を一致させます。

ゲートウェイに関する他のトラブルシューティングの情報については、「オンプレミス データ ゲートウェイのトラブルシューティング」をご覧ください。

参照

オンプレミス データ ゲートウェイ
オンプレミス データ ゲートウェイの詳細
オンプレミス データ ゲートウェイのトラブルシューティング
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