Power BI で表示する Excel ブックのサイズを減らす

1 GB 未満のすべての Excel ブックを Power BI にアップロードできます。 Excel ブックは 2 つの部分で構成されていることがあります。つまり、データ モデルと、レポートの残りの部分 (コアなワークシート コンテンツ) です。 レポートが次のサイズの制限を満たしている場合は、職場または学校の OneDrive に保存して、Power BI からそれに接続し、Excel Online で表示できます。

  • ブックのサイズは最大 1 GB まで許容されます。
  • コアなワークシート コンテンツのサイズは最大 30 MB まで許容されます。

コアなワークシート コンテンツが 30 MB を超える原因

コアなワークシート コンテンツが 30 MB を超える原因となり得る要素をいくつか示します。

できれば、これらの要素を削除することをご検討ください。

レポートにデータ モデルがある場合は、その他のいくつかのオプションがあります。

これらの変更のいずれかを行うには、Excel でブックを編集する必要があります。

詳しくは、SharePoint Online での Excel ブックのファイル サイズ制限に関するページを参照してください。

ワークシートからデータを削除する

Power Query エディターまたは [Excel データ] タブから Excel にデータをインポートする場合、ブックは Excel テーブルとデータ モデルで同じデータを持つ場合があります。 Excel ワークシートに大きなテーブルが含まれていると、コアなワークシート コンテンツが 30 MB を超える場合があります。 Excel でテーブルを削除して、データをデータ モデルに保持することで、レポートのコアなワークシート コンテンツを大幅に削減できます。

データを Excel にインポートするときには、次の手順に従います。

  • Power Query エディター: [ファイル] > [オプションと設定] > [クエリ オプション] で、[ワークシートへの読み込み] ボックスをオフにします。

    Screenshot that shows the Load to worksheet option.

    これにより、データはデータ モデルにのみインポートされ、Excel ワークシートにデータは入りません。

  • Excel の [データ] タブから、以前にインポート ウィザードで [テーブル] を選択した場合:

    1. [既存の接続] に移動します。

      Screenshot that shows the Existing Connections button.

    2. 接続を選択し、[開く] を選択します。 [接続の作成のみ] を選択します。

      Screenshot that shows the Only Create Connection button.

    3. 元のテーブルまたは最初のインポート中に作成されたテーブルを削除します。

ブック サイズ オプティマイザー

ブックにデータ モデルが含まれている場合は、ブック サイズ オプティマイザーを実行してブックのサイズを小さくすることができます。 詳しくは、ブック サイズ オプティマイザーのダウンロードに関するページを参照してください。

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