共有 は、自分のダッシュ ボードおよびレポートに他のユーザーがアクセスできるようにする 1 つ方法です。 Power BI では共有は特定の意味を持ちます。 Power BI では、ダッシュボードでの共同作業およびダッシュボードの配布のためにその他の方法を用意しています。 ダッシュボードとレポートを共有する方法に関するページを参照してください。

ダッシュボードは、独自のマイ ワークスペースまたはグループ ワークスペースで共有することができます。 同僚とダッシュボードを共有した場合、共有された相手はダッシュボードの表示と対話操作を実行できますが、ダッシュボードを編集することはできません。 行レベルのセキュリティ (RLS) が適用されない限り、自分のダッシュボードおよびレポートに表示されるものと同じデータが同僚にも表示されます。 許可を与えた場合、共有相手の同僚はダッシュボードを他の同僚と共有できます。 組織外のユーザーと共有することができます。 組織外のユーザーは、ダッシュボードを表示し、対話操作を行うことはできますが、共有することはできません。

共有できるものと共有できる相手は、あなたと相手の Power BI ライセンスによって決まります。 詳細については、「共有のライセンス要件」を参照してください。

: 任意の Power BI モバイル アプリからダッシュボードを共有することもできます。 ダッシュボードとレポートの共有は、Power BI Desktop からではなく、Power BI サービスまたは Power BI モバイル アプリから行います。

グループ ワークスペース外の同僚とダッシュボードを共有する

Power BI のグループ ワークスペースに属している場合は、グループのダッシュボードをグループ外の同僚と共有できます。 これは、ダッシュボードを同僚と共有する場合と同じです。組織内の同僚や組織外のユーザーとダッシュボードやレポートを共有できます。 そのユーザーがまだ Power BI に新規登録していない場合は、ダッシュボードを表示するために新規登録をする必要があります。

ビデオ: ダッシュボードの共有

Amanda が社内および社外の同僚とダッシュボードを共有するところをご覧ください。 その後、ビデオで説明されている手順に従って、ご自分でやってみてください。

手順: ダッシュボードの共有

  1. ダッシュボードを開き、[共有] を選びます。

  2. [招待] を選びます。 上部のボックスに、個々のユーザーの完全なメール アドレス、Office 365 グループ、配布グループ、またはセキュリティ グループを入力します。 必要に応じて、メッセージを変更することができます。

    メモ:

    動的配布リストと共有することはできません。

    アドレスが組織外のユーザーとも共有できますが、警告が表示されます。

  3. 同僚が他のユーザーとダッシュボードを再共有できるようにするには、 [受信者がダッシュボードを共有できるようにする]にチェックを入れます。

    ダッシュボードを再共有できるのは、組織内の同僚の場合のみです。 組織外のユーザーは、ダッシュボードを表示できますが、再共有はできません。

  4. [共有] を選択します。

    Power BI によって、共有するダッシュボードへのリンクを含む招待の電子メールが送信されます。 リンクをクリックすると、同僚の Power BI サービスにダッシュボードが追加されます。 共有されたダッシュボードの横にこのアイコン   が表示されます。このアイコンは、ダッシュボードを共有してもらっていることを示します。

    Power BI にサインアップしていない同僚の場合は、リンクをクリックした後、アカウントを作成する必要があります。

    メモ:

    組織外のユーザーの場合は、共有のエクスペリエンスが異なります。 詳しくは、後述する「組織外のユーザーと共有する場合」をご覧ください。

  5. ダッシュボードを既に共有しているユーザーを表示するには、[アクセス権] を選びます。

    組織外のユーザーは、 [ゲスト]として一覧に含められます。

ダッシュボードの共有に関する注意事項

ここでは、ダッシュ ボードの共有について留意すべき事項を示します。

  • 仕事仲間がまだ Power BI に新規登録していない場合は、ダッシュボードを表示するために新規登録をする必要があります。

  • 一般に、自分と仕事仲間はダッシュボード内の同じデータを表示することになります。 そのため、自分の方がより多くのデータを表示できるアクセス許可を持っている場合、相手はこちらのダッシュボードのすべてのデータを表示できることになります。 ただし、ダッシュ ボードの基礎になるデータセットに行レベルのセキュリティ (RLS) が適用されている場合は、各ユーザーの資格情報を使用して各々がアクセスできるデータが決定されます。

  • ダッシュボードのすべての共有相手は、読み取りビューであなたのダッシュボードを表示し、レポートを操作できます。 同僚は新しいレポートを作成したり、既存のレポートへの変更を保存したりすることはできません。

  • 変更は誰でも見ることができます。

  • どの共有相手も、データセットの表示やダウンロードは行えません。

  • ダッシュボード データの更新はだれでも手動で行えます。

同僚とダッシュボードを共有する場合

  • 電子メールに Office 365 を使用している場合は、配布グループに関連付けられた電子メール アドレスを入力することにより、配布グループのメンバーと共有できます。

  • 自分と同じ電子メール ドメインに属している同僚と、ドメインが異なっていてもテナントに登録されている同僚は、ダッシュボードを再共有できます。 たとえば、ドメイン contoso.com と contoso2.com がテナント内に登録されているとします。 自分の電子メール アドレスが konrads@contoso.com の場合は、ravali@contoso.com および gustav@contoso2.com は再共有できます。

    ヒント: 同僚が既に特定のダッシュボードへのアクセスが可能な場合、自分がそのダッシュボードにいるときの URL をそのままコピーして、ダッシュボードへの直接リンクを送信できます。 例:

    https://powerbi.com/dashboards/g12466b5-a452-4e55-8634-xxxxxxxxxxxx

組織外のユーザーとダッシュボードを共有する場合

組織外のユーザーと共有する場合、共有相手は共有ダッシュボードへのリンクの記載された電子メールを受け取ります。 ダッシュボードを表示するには、共有相手は Power BI にサインインする必要があります。 共有相手が Power BI アカウントを持っていない場合は、リンクをクリックした後でアカウントを作成できます。

サインインした後は、通常の Power BI ポータルではなく、左側にナビゲーション ウィンドウのない専用のブラウザー ウィンドウに共有ダッシュボードが表示されます。 共有相手がこのダッシュボードを後でアクセスできるようにするには、リンクにブックマークを設定する必要があります。

共有相手は、このダッシュボードまたはレポートのコンテンツを編集できません。 ただし、レポート内のグラフと対話したり (クロス強調表示)、ダッシュボードに接続されたレポートで使用できるフィルターやスライサーを変更したりはできます。

共有ダッシュボードを表示できるのは、直接の共有相手だけです。 上記の例では、Vicki@contoso.com だけがダッシュボードを表示できます。 他のユーザーは、たとえリンクを受け取っても、ダッシュボードを表示できません。また、Vicki は、同じ電子メール アドレスを使ってダッシュボードにアクセスする必要があります。 他の電子メール アドレスでサインアップした場合は、ダッシュボードにアクセスできません。

オンプレミスの Analysis Services テーブル モデルでロール レベルまたは行レベルのセキュリティが実装されている場合、組織外のユーザーはデータを何も表示できません。

メモ:

Power BI Pro のコンテンツが含まれるダッシュボードを、Power BI Pro 試用版ライセンスを所有する外部ユーザーと共有することはできません。 このようなダッシュボードにアクセスするには、通常の Power BI Pro ライセンスが必要です。 Power BI Pro コンテンツとは

Web への公開

その一方で、Web にレポートを公開して、組織外のユーザーとレポートを共有することができます。 ただし、共有しているユーザーを制御することはできません。 インターネット上のすべてのユーザーが参照できます。 詳細については、Web への公開をご覧ください。

レポートだけを共有する

レポートにリンクするタイルが含まれているダッシュボードを共有すると、同時にそれらのレポートも共有されることがありました。 でも、レポートだけを共有したい場合はどうすればよいでしょうか。 その場合は同僚にレポート ページの URL を送るだけです。 共有相手が同じ配布グループのメンバーであり、同じ電子メール ドメインに属している場合、または、その同じレポートにリンクする少なくとも 1 つのダッシュボードを使用している場合 (そのレポートからピン留めされたタイルがダッシュボードにある場合)、共有相手はレポートを開くことができます。

上記の「同僚と共有する場合」を参照してください。

フィルター処理されたバージョンのレポートを共有する

フィルター処理されたバージョンのレポートを共有したい場合は、どうすればよいでしょうか。 たとえば、特定の都市や販売員、または特定の年のデータだけを表示するレポートを共有したい場合があります。 そのような場合はカスタム URL を作成することができます。

  1. 編集ビューでレポートを開き、フィルターを適用します。 この例では、小売の分析のサンプルをフィルター処理して FD-01 地区のみを表示します。

  2. レポート ページの URL の末尾に以下を追加します:

    ?filter=tablename/fieldname eq value

    この例では、テーブルの名前が Store、フィールドの名前が Territory、フィルター処理の対象の値が NC です。

    ?filter=Store/Territory eq NC

    スラッシュとスペースを正しく表すために、ブラウザーによって特殊文字が追加されるため、最終的に次のようになります。

    app.powerbi.com/groups/me/reports/010ae9ad-a9ab-4904-a7a1-10a61f70f2f5/ReportSection2?filter=Store%252FTerritory%20eq%20NC

    メモ:

    フィールドは string 型である必要があり、テーブル名またはフィールド名にスペースを含めることはできません。

  3. この URL を同僚に送信します。 同僚がリンクをクリックすると、フィルター処理されたレポートの読み取り専用バージョンが Power BI で開きます。

共有のライセンス要件

コンテンツの共有には組織の中と外で同じライセンス要件が適用されます。

自分のダッシュボードを無料の Power BI 機能だけを使って作成した場合、共有相手がそのコンテンツを表示するために必要なのは、無料の Power BI ライセンスのみです。 グループやオンプレミス接続のような Power BI Pro の機能を使った場合、共有相手がそのコンテンツを表示するためには、Power BI Pro ライセンスが必要になります。

完全な一覧は、「Power BI Pro コンテンツとは」にあります。

Power BI 料金ページの「Power BI を無料で試すか、Power BI Pro を購入する」では、2 つの選択肢が比較されており、役立ちます。

再共有

再共有により、同僚が招待の電子メールを組織内の他のユーザーに転送できるようになります (招待の有効期限は 1 か月です)。 同僚は、Power BI サービスやモバイル アプリを使って再共有することもできます。 ダッシュ ボードの所有者として、再共有を無効にしたり、再共有を個別に取り消すこともできます (下記を参照してください)。

組織外のユーザーは、再共有を行えません。

ダッシュ ボードの共有の解除

  1. ダッシュボードを開き、[共有] を選びます。

  2. [アクセス権] を選ぶと、ユーザーの完全な一覧が表示されます。

  3. [表示可能]の横にある省略記号 ( ... ) をクリックして、以下を選択します。

    • そのユーザーとの [共有を停止する] または
    • そのユーザーによる他のユーザーとの共有を防ぐために [再共有を無効にする]
    • または、そのユーザーが共有への招待を受け入れていない場合は [招待のキャンセル]

[再共有をオフにする]

再共有をオンおよびオフにできるのは、ダッシュボードの所有者のみです。

  • 共有の招待をまだ送信していない場合は、招待の下部にある [受信者がダッシュボードを共有できるようにする] チェック ボックスをオフにします。

  • 同僚が、共有の招待をまだ受け入れていない場合は、その招待を取り消して、 [受信者がダッシュボードを共有できるようにする]を選択せずにもう一度招待します。

  • 同僚が共有の招待を受け入れた場合、[アクセス権] をクリックし、[表示可能] の横にある省略記号 ([...]) をクリックして、[共有を停止する] をクリックします。

参照