Power BI は Bing と統合されており、既定のマップ座標 (ジオコーディングと呼ばれるプロセス) を提供するため、マップを簡単に作成できます。 Bing はいくつかのアルゴリズムとヒントを使用して適切な場所を取得しようとしますが、あくまでも最善の推測に過ぎません。 ジオコーディングの正確性を高めるために、次のヒントを使用してください。 最初の一連のヒントは、データセット自体へのアクセス権がある場合に使うものです。 2 番目は、Power BI 内で行うことができるものです。

データセットで: 基になるデータセットを向上させるためのヒント

マップ視覚エフェクトの作成に使われるデータセットにアクセスできる場合、正しいジオコーディングの可能性を高めるためにできることがいくつかあります。

1.地理的場所の用語の使用

データセットの列の名前が地理的指定に基づいて付けられている場合、ユーザーが表示しようとするものを Bing が推測するために役立ちます。 たとえば、"カリフォルニア" や "ワシントン" などの米国の州名を入力するフィールドがあり、列が地理的指定 (この場合は州) に基づいて名前を付けられていないと、Bing は "ワシントン" という語からワシントン州ではなく "ワシントン DC" を返す可能性があります。 この列に という名前を付けておけば、ジオコーディングが改善されます。 列に*国*、*州*、*県*、*市区町村*のような名前を付けても同様です。

メモ:

国または地域を扱うとき、3 文字の省略形を使用し、マップ視覚エフェクトでジオコーディングが正しく機能するようにします。 2 文字の省略形は*使用しない*でください。正しく認識されない国や地域があります。

省略形が 2 文字しかない場合、この外部ブログ投稿を参照してください。2 文字の国/地域コードを 3 文字の国/地域コードに関連付ける方法が紹介されています。

2.Power BI Desktop で地理的なフィールドを分類する

Power BI Desktop では、データ フィールドに データ カテゴリ を設定しておくと、フィールドを正確にジオコーディングできます。 目的のテーブルを選択し、[詳細設定] リボンに移動し、[データ カテゴリ][住所][市区町村][大陸][国/地域][国][郵便番号][州]、または [都道府県] に設定します。 これらのデータのカテゴリは、Bing で日付を正しくエンコードするために役立ちます。 詳細については、「Power BI Desktop でのデータ分類」を参照してください。

3.Power BI クエリ エディターを使って、より固有の場所を作成する

マッピングのデータ カテゴリを設定するだけでは、Bing がユーザーの意図を正しく推測するためには不十分な場合もあります。 複数の国や地域に同じ名前の場所が存在するため、指定があいまいになることがあります。 たとえば、サウサンプトンは、イングランド、ペンシルバニア、ニューヨークに存在します。 Power BI Desktop のクエリ エディターを使って、番地などの詳細な場所指定を作成します。 [列の追加] 機能を使用してカスタム列を作成し、次のように必要な場所を作成します。

= [Field1] & " " & [Field2]

その後、Power BI の結果フィールドを使って、マップ視覚エフェクトを作成します。 この方法は、データ セットの共通フィールドである [配送先住所] フィールドから [番地] を作成するときに非常に便利です。 連結がテキスト フィールドにしか機能しない点に注意してください。 必要に応じて、番地を テキスト データ型に変換してから、住所の作成に使用してください。

4.コンマを使用した地理的フィールドへのコンテキストの追加

上記の 3 と似ていますが、DAX in Excel または Excel Power Pivot を使います。 ジオコーディングの正確性を増すには、作成する列に複数のフィールドを連結して、それらのフィールドをデータの場所のプロットに使用します。 たとえば、"state" と "countryregion" に別の列がある場合、それらを連結して "city-countryregion" 列を作成します。 このように、*サウサンプトン*だけを渡すのではなく、*サウサンプトン、イングランド*という値を渡せば、ジオコーディング結果の正確性が高まります。

= CONCATENATE('Products'[city],'Products'[state])

ビデオを使って説明された詳細については、「Power View のマップ」の下の方にある「マップ データを明確にする」をご覧ください。

5.特定の緯度と経度の使用

緯度と経度の値をデータセットに追加します。 これにより、あいまいさがなくなります。 緯度と経度のフィールドは、*10 進数*形式にする必要があります。これは、データ モデルで設定できます。

Power BI で: マップ視覚エフェクトを使うときの結果改善のためのヒント

1. 緯度フィールドと経度フィールドを使う (存在する場合)

Power BI では、使っているデータセットに経度と緯度のフィールドがある場合は、それを使用します。 Power BI には、マップ データを明確にするための特別なフィールドがあります。 緯度データを格納しているフィールドを [視覚化] > [緯度] 領域にドラッグします。 経度データについても、同じ操作を実行します。 これを行う場合、視覚エフェクトの作成時には [地域] フィールドにも入力する必要があります。 それ以外の場合、データは既定で集約されます。そのため、たとえば緯度と経度は、州レベル (市区町村レベルではなく) で組み合わされます。

参照

Power BI の視覚化

他にわからないことがある場合は、 Power BI コミュニティを利用してください