営業担当副社長は、部署全体および各地域の営業マネージャーそれぞれのメトリックスの数字を管理したいと考えています。 この場合、各マネージャーに対して別々のレポート ページを作成することや、スライサーを使用することができます。 スライサーを使用すると、ページの他の視覚化に表示されるデータセットの一部を絞り込むことができます。 スライサーは一種のフィルターです。

スライサーを使用する場合

スライサーは、次の状況で最適な選択です。

  • レポート キャンバスによく使うフィルターまたは重要なフィルターを表示してアクセスしやすくする場合。

  • ドロップダウン リストを開いてフィルターの詳細を確認することなく、現在のフィルターされた状態を簡単に表示する場合。

  • 不要ですが、フィルターには使用できるように列を非表示にして、テーブルを整理し、サイズを小さくする場合。

  • さらに絞り込まれたレポートを作成する場合。スライサーは浮動オブジェクトなので、ユーザーの注目を集めたいレポートの該当部分の横に配置できます。

スライサーの作成

  1. 編集ビュー小売りの分析のサンプルを開き、新しいレポート ページを追加します。

  2. [フィールド] ウィンドウから [District]、[District Manager] の順に選択します。

  3. 視覚化をスライサーに変換します。 [視覚化] ウィンドウでスライサー アイコンを選択します。

スライサーの書式設定

  1. [視覚化] ウィンドウで、スライサーを選択した状態で、ペイント ローラ アイコン を選択して書式設定のオプションを表示します。

  2. [全般]、[輪郭の色] の順に選択します。次に、濃い青を選択し、[太さ]6 に変更します。

  3. [選択コントロール]の既定では、 [すべて選択][オフ][単一選択][オン]です。 つまり、複数の名前を同時に選択する場合は、Ctrl キーを使用する必要があります。 [すべて選択][オン] に、 [単一選択][オフ]に変更します。

    • スライサーの一覧の一番上に、 [すべて選択] が表示されるようになります。 [すべて選択] をクリックすると、すべての名前が選択された状態と、名前が選択されていない状態が切り替わります。
    • Ctrl キーを使用せずに、複数の名前を選択できるようになります。
  4. [項目]で、テキスト サイズを 14 ポイントに上げます。 同僚がこのスライサーに気づくようにしたいと考えています。

  5. 最後に、 [フォントの色] を濃い赤に設定します。 これで、スライサーで選択されている名前と、選択されていない名前が区別されます。

  6. スライサーで使用できるその他のオプションを自由に試してみてください。

レポートでスライサーを使用する

  1. レポート ページにいくつか視覚化を追加するか、小売りの分析のサンプル レポートを開いて、[District Monthly Sales] (地域別/月別の売上) タブを選択します。

  2. Carlos のレポート ページをスライスします。 他の視覚化は、その選択を反映して更新されます。

  3. 地域マネージャーの姓のアルファベット順でスライサーを並べ替えます。 スライサーの右上にある省略記号 [...] を選択して、 [District Manager](地域マネージャー) を選択します。

スライサーがページの他のビジュアルに与える影響をコントロールする

スライサーでレポート ページの一部のビジュアルのみにフィルターを適用する場合 これを設定するには、[ビジュアル対話] コントロールを使用します。

: [ビジュアル対話] が表示されない場合、 の代わりにそのアイコンを探します。 いずれも表示されない場合は、レポートの編集ビューであることを確認します。

  1. スライサーを選択してアクティブにし、メニュー バーから [ビジュアル対話] を選択します。

  2. フィルター コントロールは、ページの他のビジュアルすべての上に表示されます。 スライサーでビジュアルをフィルター処理する必要がある場合は、[フィルター] アイコンを選択します。 スライサーがビジュアルに影響を与えないよう設定する場合は、[なし] アイコンを選択します。

詳しくは、「Power BI レポートでの視覚化の相互作用」をご覧ください。

Power BI でのスライサーの制限事項

Power BI では、スライサーの使用に関する以下の制限事項があります。

  1. スライスは入力フィールドをサポートしません。

  2. 1 つのスライサーをレポート全体で使用することはできません。 スライサーは現在のページにのみ影響を与えます。

  3. スライサーはダッシュボードに固定表示することはできません。

  4. スライサーはドリルダウンでサポートされていません。

Power BI を改善する方法について、ご意見がありましたら、 コメントを送信してください。

参照

視覚化をレポートに追加する

Power BI での視覚化の種類

Power BI - 基本的な概念

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