Power BI レポート サーバーの新機能について説明します。 これは主要な機能領域を網羅しており、新しいアイテムがリリースされるたびに更新されます。

Power BI Report Server および Power BI Report Server 向けに最適化された Power BI Desktop をダウンロードするには、「Power BI Report Server によるオンプレミスでのレポート作成」を参照してください。

ヒント 最新のリリース ノートについては、「Power BI Report Server - Release notes」 (Power BI レポート サーバー - リリース ノート) をご覧ください。

関連する最新情報については、次の資料を参照してください。

2017 年 10 月リリース

Power BI レポート データ ソース

Power BI Report Server の Power BI レポートは、さまざまなデータ ソースに接続できます。 データをインポートしてデータ更新スケジュールを設定したり、DirectQuery または SQL Server Analysis Services へのライブ接続を使って直接クエリを実行したりできます。 スケジュールされた更新および DirectQuery をサポートするデータ ソースの一覧については、「Power BI Report Server での Power BI レポート データ ソース」をご覧ください。

インポートしたデータのスケジュールされたデータ更新

Power BI Report Server では、スケジュールされたデータ更新をセットアップして、ライブ接続または DirectQuery ではなく埋め込みモデルで、Power BI レポートのデータを最新の状態に保つことができます。 埋め込みモデルではデータをインポートするので、元のデータ ソースからは切断されています。 データを最新の状態に保つにはデータを更新する必要があり、スケジュールされた更新はそのための方法です。 Power BI Report Server での Power BI レポートのスケジュールされた更新に関する記事をご覧ください。

サーバーからの Power BI レポートの編集

サーバーから Power BI レポート (.pbix) ファイルを開いて編集できますが、取得されるのはアップロードした元のファイルです。 つまり、サーバーによってデータが更新された場合、ファイルを初めて開いたときには、データは更新されません。 変更を反映するには、手動でローカルにファイルを更新する必要があります。

大きいファイルのアップロード/ダウンロード

アップロードできるファイルの最大サイズは 2 GB ですが、SQL Server Management Studio (SSMS) のレポート サーバーの設定では、既定で 1 GB に制限されています。 これらのファイルは SharePoint 用の場合と同様にデータベースに格納され、SQL Server カタログ用の特別な構成は必要ありません。

OData フィードとしての共有データセットへのアクセス

OData フィードを使って Power BI Desktop から共有データセットにアクセスできます。 詳細については、「Power BI Report Server で OData フィードとして共有データセットにアクセスする」をご覧ください。

スケールアウト

このリリースでは、スケールアウトがサポートされています。ロード バランサーを使って、最良のエクスペリエンスになるようにサーバーのアフィニティを設定します。 シナリオはまだスケールアウト対応に最適化されていないため、モデルが複数のノードにレプリケートされる可能性があることに注意してください。 シナリオは、ネットワーク ロード バランサーと固定セッションがなくても機能します。 ただし、モデルが N 回読み込まれるのでノード間でメモリの過剰使用が発生するだけでなく、要求の間に新しいノードに達するとモデルがストリーミングされるため、接続の間でパフォーマンスが低下します。

管理者の設定

管理者は、サーバー ファームの SSMS 詳細プロパティで、次のプロパティを設定できます。

  • EnableCustomVisuals: True/False
  • EnablePowerBIReportEmbeddedModels: True/False
  • EnablePowerBIReportExportData: True/False
  • MaxFileSizeMb: 既定値が 1000 になりました
  • ModelCleanupCycleMinutes: メモリからのモデルの削除をチェックする頻度
  • ModelExpirationMinutes: 最終使用時刻に基づく、モデルの有効期限が切れて削除されるまでの時間
  • ScheduleRefreshTimeoutMinutes: モデルのデータ更新にかけられる時間。 既定では 2 時間です。 ハード上限はありません。

構成ファイル rsreportserver.config

<Configuration>
  <Service>
    <PollingInterval>10</PollingInterval>
    <IsDataModelRefreshService>false</IsDataModelRefreshService>
    <MaxQueueThreads>0</MaxQueueThreads>
  </Service>
</Configuration>

開発者 API

SSRS 2017 に導入された開発者 API (REST API) が、Power BI Report Server で Excel ファイルと .pbix ファイルの両方を使うことができるように拡張されました。 プログラムでサーバーからファイルをダウンロードし、更新してから再発行するといったユース ケースが考えられます。 たとえば、これは PowerPivot モデルを含む Excel ブックを更新する唯一の方法です。

大きいファイル用に別の新しい API があることに注意してください。これは、Swagger の Power BI Report Server バージョンで更新されます。

SQL Server Analysis Services (SSAS) と Power BI Report Server のメモリ使用量

Power BI Report Server は、SQL Server Analysis Services (SSAS) を内部的にホストするようになりました。 これは、スケジュールされた更新に限ったことではありません。 SSAS をホストすることで、レポート サーバーのメモリ使用量を大幅に拡張できます。 サーバー ノードでは AS.ini 構成ファイルを使うことができるので、SSAS に慣れている場合は、最大メモリ制限やディスク キャッシュなどの設定を更新できます。詳細については、「Server properties in Analysis Services」(Analysis Services でのサーバー プロパティ) をご覧ください。

Excel ブックの表示と操作

Excel と Power BI には、業界で他に類を見ないツール ポートフォリオが含まれています。 併用することで、企業のアナリストはデータをより簡単に収集し、整理し、分析し、視覚的に調査できます。 Web ポータルで Power BI レポートを表示することに加え、Power BI Report Server では、ビジネス ユーザーは Excel ブックで同じことができるようになりました。セルフサービスの Microsoft BI コンテンツを 1 か所で公開し、表示します。

Power BI Report Server のプレビュー環境に Office Online Server (OOS) を追加する方法を紹介したチュートリアルを公開しています。 ボリューム ライセンス アカウントのお客様は Volume License Servicing Center から閲覧専用機能を持つ OOS を無料でダウンロードできます。 構成後、次のような Excel ブックを表示し、操作できます。

  • 外部データ ソースとの依存関係がない
  • 外部 SQL Server Analysis Services データ ソースにライブ接続している
  • PowerPivot データ モデルがある

新しいテーブルとマトリックス ビジュアルのサポート

Power BI Report Server は、Power BI の新しいテーブル ビジュアルとマトリックス ビジュアルをサポートするようになりました。 これらのビジュアルでレポートを作成するには、2017 年 10 月リリース向けに更新された Power BI Desktop リリースが必要です。 Power BI Desktop (2017 年 6 月) リリースと並列インストールすることはできません。 Power BI Desktop の最新バージョンについては、Power BI Report Server のダウンロード ページで、[ダウンロードの詳細オプション] を選んでください。

2017 年 6 月

  • Power BI Report Server が一般公開 (GA) されました。

2017 年 5 月

  • Power BI レポート サーバー プレビューが利用可能
  • Power BI レポートをオンプレミスで公開する機能
    • カスタム ビジュアルのサポート
    • サポートされるのは Analysis Services のライブ接続のみ。今後、さらに多くのデータ ソースがサポートされる予定
    • Power BI レポート サーバーでホストされている Power BI レポートを表示するように Power BI モバイル アプリを更新
  • レポートにコメントを含めてコラボレーションを強化

次の手順

Power BI レポート サーバーのリリース ノート
ユーザー向けハンドブック
管理者向けハンドブック
クイックスタート: Power BI レポート サーバーをインストールする
レポート ビルダーをインストールする
SQL Server Data Tools (SSDT) のダウンロード

他にわからないことがある場合は、 Power BI コミュニティで質問してみてください